- 2025/10/28 掲載
豪コアインフレ率、第3四半期0.9%なら予測「大外れ」=中銀総裁
経済関連の夕食会で、29日に発表される消費者物価指標について質問された。市場では0.8%が見込まれる一方、中銀は0.6%付近を予測している。
ブロック氏の発言は、インフレ率が0.9%以上なら11月4日の次回理事会での利下げを強く思いとどまらせる要因となり得る一方で、0.8%にとどまれば利下げ判断は極めて際どいものになるというアナリストの見方を裏付けた。
金融市場は、3.60%の政策金利が0.25%ポイント引き下げられる可能性を約60%、最終的に金利が3.10%で底を打つ可能性を約70%とみている。
また、9月の失業率が4年ぶりの高水準となる4.5%に上昇したことについても質問されたブロック総裁は、月次の数値は大きく変動するものであり、中銀の予測を大きく上回るものではないと答えた。
労働需要の先行指標も依然として堅調で、労働市場が「急激に悪化する」兆候は見られないと語った。仮に雇用市場の安定性に関する判断が誤っていた場合は、政策を変更する準備をすると表明した。
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