- 2025/10/28 掲載
ネクスペリア巡る中蘭対立、早急な外交解決が必要=VW役員
VW株20%を保有する地元ニーダーザクセン州の州首相でもあるリース氏は、欧州が米中貿易対立の拡大に巻き込まれる危険性があると、地元放送局ARDで指摘。
「生産を当面継続できるよう、外交的な解決策を早急に講じる必要があるが、外交的な解決策以外にもう少し依存度を下げる必要がある」と語った。
オランダがネクスペリアの経営権を先月掌握したことを受け、中国はネクスペリアの完成品輸出を禁止している。同社の中国親会社である聞泰科技(ウィングテック)は、米国から国家安全保障上のリスクがあるとされている。
この問題を受け、自動車メーカーやサプライヤーは代替品探しに迫られており、VWは生産停止の可能性もあるという。また、サプライヤーのボッシュは解決策が見つからない場合に備え、従業員の一時解雇も準備している。
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