• 2025/10/31 掲載

午前の日経平均は続伸一時5万2000円台、ハイテクや好決算銘柄上昇 一巡後伸び悩み

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
Hiroko Hamada

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比622円65銭高の5万1948円26銭となった。米アップルやアマゾン・ドット・コムの好決算や為替の円安が支えとなった。ハイテク株や好決算銘柄が上昇し、日経平均は一時初の5万2000円台に乗せ、史上最高値を更新。ただ、買いが一巡した後は伸び悩む展開が続いた。

日経平均は前営業日比304円高と底堅くスタートした後、上げ幅を拡大し、前場中盤に一時1065円高の5万2391円45銭まで上昇。TOPIX(東証株価指数)もしっかりで、史上最高値を更新した。AI(人工知能)・半導体関連銘柄への買いが継続し、相場を押し上げたほか、決算を受けた物色も活発だった。ただ、上昇一服後は5万1900円台を軸に一進一退の展開が続いた。

市場では、AI関連はしっかりした動きだが、「週末を控えて、利益確定売りも出やすかった」(東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト・澤田遼太郎氏)との声が聞かれた。来週にかけては、「アドバンテストをはじめ、AI関連株への買い疲れも生じるとみられ、調整リスクに注意した方が良さそうだ」(澤田氏)との指摘があった。一方、出遅れている銘柄には買いも入りやすく、相場全体が崩れる可能性は低いという。

TOPIXは0.39%高の3313.71ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆2197億3600万円だった。東証33業種では、電気・ガス、食料品、情報・通信など17業種は値上がり。輸送用機器、金属製品、サービスなど16業種は値下がりした。

個別では、前日に決算を発表したコナミグループ、日立製作所やJTが大幅高となった。一方、日産自動車やオリエンタルランドは大幅安となった。取引時間中に決算を発表したデンソーは5%超安と軟調。

指数寄与度の大きいアドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループはしっかり。主力のトヨタ自動車は値下がりした。

プライム市場の騰落数は、値上がり620銘柄(38%)に対し、値下がりが944銘柄(58%)、変わらずが51銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます