- 2025/11/10 掲載
景気動向一致指数9月は1.8ポイント上昇、3カ月ぶり改善=内閣府
Yoshifumi Takemoto
[東京 10日 ロイター] - 内閣府が10日公表した景気動向指数速報によると、足元の動きを示す一致指数は前月比1.8ポイント上昇の114.6と3カ月ぶりに改善した。
一致指数から機械的に決まる基調判断は「下げ止まりを示している」で据え置いた。
一致指数を構成する各種経済指標のうち、投資財出荷指数や鉱工業生産指数、卸売販売額などが指数を押し上げた。半導体製造装置やフラットパネル製造装置の生産・出荷、電子部品の東南アジア向け輸出入増などが寄与した。
先行指数も前月比1.0ポイント上昇の108.0と5カ月連続で改善した。最終需要財在庫率指数やマネーストック、新設住宅着工床面積などが押し上げ要因だった。化粧品など非耐久消費財の在庫率改善などが寄与した。
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