• 2025/11/17 掲載

アドバンテストCEO、中計後半は「スケール拡大に注力」

ロイター

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Ritsuko Shimizu

[東京 17日 ロイター] - 半導体検査装置大手アドバンテストのダグラス・ラフィーバ・グループCEO(最高経営責任者)は17日の投資家説明会で、2026年度までの3カ年の中期経営計画について、後半は「より一層スケール拡大に注力する」と述べ、サプライチェーンや生産能力の増強などへ投資する姿勢を示した。

複数のシステム機能を一つのチップに統合したSOCテストシステムの生産能力は「26年度末にかけて5000台、数年かけて7500台、その先には1万台の規模を見据えている」とした。

同氏は、中計の前半は良い経過をたどったと評価。同社は、10月28日の2025年4―9月期決算発表時に、中計の目標数値を上方修正した。

ラフィーバCEOは、AI(人工知能)デバイスやパッケージング技術の登場により、同社が手掛ける「検査」を取り巻く状況はやや変化していると指摘。「パッケージング技術のコストが、歩留まりと品質への注力を強く促している。このような高価なパッケージを廃棄することなく、高い歩留まりのデバイスを確保するため、テスト項目、回数はおのずと増加している」と、同社の成長の背景を説明した。

その上で「今後も半導体のバリューチェーンにおいて、テストは付加価値を生み出す要素であり続けるだろう。当社は、今後の展開においても非常に良いポジションを確保できると感じている」とした。

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