- 2025/11/18 掲載
長期金利、一時1.750%に上昇=17年半ぶり、財政悪化懸念
18日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが、一時1.750%に上昇(債券価格は下落)した。2008年6月以来、約17年半ぶりの高い水準を更新した。市場では高市政権の経済対策に対する財政悪化懸念が強まっており、債券を売る動きが進んだ。
2025年度補正予算案を巡っては、自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が17日に臨時総会を開き、「25兆円規模」を求める方向性を確認した。こうした党内の動きを背景に、債券市場では「財政膨張への警戒感から売られやすい」(資産運用会社)状態となっている。
【時事通信社】
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