- 2025/11/18 掲載
コメの相対価格、56%上昇=10月も過去最高―農水省
農林水産省は18日、2025年産米の10月の相対取引価格(全銘柄平均、玄米60キロ当たり)が、前年同月から56%上昇し、3万7058円だったと発表した。過去最高だった前月に対しても、163円上回り、月別価格として比較可能な06年以降で最高値を更新した。
25年産米は、農協(JA)が集荷時に生産者に前払いする概算金を、前年比3~7割程度高く設定していることなどから、取引価格が高止まり傾向にある。相対取引価格は、全国農業協同組合連合会(JA全農)などの集荷業者と卸売業者の間で取引される価格。
10月の相対取引数量は、直近5年で最も多い33.7万トンと、前年同月比で23%の増加となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕コメの等級検査=10月23日、栃木県大田原市のJAなすの米麦サテライト施設
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