- 2025/11/19 掲載
9月機械受注は前月比4.2%増、基調判断は据え置き=内閣府
Tetsushi Kajimoto
[東京 19日 ロイター] - 内閣府が19日に発表した9月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需受注額(季節調整値)は、前月比4.2%増となった。3カ月ぶりの増加。ロイターの事前予測調査では前月比2.5%増と予想されており、結果はこれを上回った。
前年比では11.6%増だった。
ただ、3カ月移動平均は0.5%減と4カ月連続の減少となっており、内閣府は、機械受注の判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置いた。
業態別では、製造業は23.3%増だったが、非製造業は、8.7%減となり全体の足を引っ張った。
10-12月の受注(除船電)の0.2%増と予測され、前期比マイナス2.1%からわずかながらプラスに転換するとみられている。
機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。
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