- 2025/11/20 掲載
サウジアラムコ、米企業と300億ドル超相当の予備契約
サウジのムハンマド皇太子が訪米したことに合わせて契約を結んだ。サウジは19日、米国への計数十億ドル規模の新規投資と、両国間の金融関係の強化でも合意した。
サウジアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は「本日発表した数十億ドル相当の覚書および合意がさらなる進展のきっかけとなり、サウジアラムコと米企業との協力関係が強化されることを期待している」との声明を出した。
今回の合意は、トランプ米大統領が5月に湾岸諸国を歴訪した際にサウジアラムコが米企業と34件、最大900億ドル相当の予備契約を結んだのに基づいている。サウジアラムコは米国でのLNG事業の主要企業になることを目指しており、19日の覚書および契約には、米南部ルイジアナ州でのレイクチャールズLNGプロジェクトへの投資の可能性に関するミッドオーシャン・エナジーとの提携、および同州でのLNGプロジェクトに関するコモンウェルスLNGとの契約が含まれている。
併せてベーカー・ヒューズやハリバートンなどのエネルギー関連企業、大手投資会社ブラックストーン、金融大手JPモルガン・チェースとの提携も発表した。
それぞれの案件ごとの価値については開示しなかった。
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