- 2025/11/25 掲載
「ドイツ銀がリスクを軽視」、元行員の主張をECB検証=FT
ECBは、ドイツ銀を提訴している元行員ダリオ・シラルディ氏による、「ネッティング」慣行などに関する申し立てを検討しているという。
報道によると、銀行監督当局はここ数カ月、資本規制の適用と担保の取り扱いに関する評価の一環として、ネッティング慣行について同行に問い合わせを行った。
ネッティングとは複数の金融債務を統合・相殺するプロセスのことで、銀行が信用リスクエクスポージャーを引き下げ、規制上の自己資本要件を算出するために利用する。
FTによると、ECBはシラルディ氏の申し立てに対し、調査を開始するなど正式な措置を取るかどうかをまだ決定していない。
ドイツ銀はFTに対し、関連する会計基準に従ってネッティングを適用しており、一般的な業界慣行に沿ったものだと主張している。
ロイターはこの報道内容を確認できていない。ECBとドイツ銀からは業務時間外のためコメントを得られていない。
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