• 2025/12/24 掲載

26年度の超長期国債17年ぶり水準に減額、10年債は増額せず=関係筋

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 24日 ロイター] - 財務省は、市中向けに新規発行する超長期国債の2026年度発行額を17兆円程度と、当初比7兆円程度減らす方向で調整に入った。投資家の需要減衰を踏まえ、17年ぶりの低水準とする。長期金利の指標となる10年債の増額も見送り、市中利回りの急騰に対処する。複数の関係筋が明らかにした。

超長期債の年度発行額が20兆円を下回るのは、10年度当初の19.2兆円以来。規模としては、09年度当初に計画した14.6兆円以来の水準となる。

計画策定に先立つ市場参加者との協議では、30年債の優先的な減額を求める声が多かった。

一方、超長期ゾーン全体の需給を不安視する声も根強く、20年債と40年債を減額候補に加える。超長期すべての年限債を現状から月1000億円(40年債は隔月)の減額とする案が出ている。

今年度は急ピッチな金利上昇に見舞われ、年度途中での計画変更を迫られた。25年度当初の超長期債発行額は24.6兆円としていたが、6月の見直しで当初比3.2兆円減の21.4兆円に改めた。

26年度の国債発行計画では、6月の修正計画から超長期債をさらに4兆円減額し、需給環境を改善したい考え。

10年債の年度発行額については31.2兆円(月2.6兆円)とする現行計画を維持する。

利付年限債のうち、2年債は6月の計画修正と25年度補正予算時にそれぞれ1000億円、5年債は補正時に1000億円増額しており、修正後の月次発行額を据え置く。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像