- 2026/01/08 掲載
リニア工事「着実に進める」=情報発信を強化―JR東海社長
JR東海の丹羽俊介社長は7日までに報道各社のインタビューに応じ、物価高などの影響で品川―名古屋間の総工事費が11兆円に膨らむ見通しとなったリニア中央新幹線について、開業に向けて「(工事を)着実に進めていきたい」と強調した。開業時期が見えない中、「東京・名古屋・大阪といった三大都市圏を一つにする意義などを訴えていきたい」と述べ、情報発信を一層強化する考えを示した。
リニアのトンネル工事の影響により、岐阜県瑞浪市で井戸などの水位が低下している問題については「地域の皆さまにはご心配、ご迷惑をおかけしている」と陳謝した。代替水源となる井戸の掘削を終え、1月中の供用開始に向けて準備を進めているという。
環境への影響を巡る議論が続き、着工に至っていない静岡工区に関しては「見通しを示すことはできない」と改めて言及。「引き続き対話をしっかり進めながら一日でも早く着工させていただけるよう努めたい」と語った。一方、名古屋市中心部を通る名城工区では、本格的なトンネル掘進を1月中旬に始める方針を示した。
このほか、東海道新幹線の一部車両に完全個室の座席を導入する時期を10月1日とすることを明らかにした。丹羽社長は、のぞみ増発などでサービスの底上げはできたと指摘した上で、「利用用途に応じたいろいろなサービスを提供していく」と意気込んだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕報道各社のインタビューに答えるJR東海の丹羽俊介社長=2025年12月、名古屋市
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