- 2026/01/08 掲載
ステランティス、25年イタリア自動車生産が71年ぶり低水準に=労組
[ミラノ 7日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスの2025年のイタリアにおける生産台数は前年比20%減の37万9706台だった。同国の労働組合、金属機械労働者連盟(FIM-CISL)が7日、明らかにした。
イタリアのメローニ政権は2023年、ステランティスに対し、国内の自動車生産を年間100万台に増やすよう求めていたが、同社の生産台数はむしろ減り続けている。
FIM-CISLのフェルディナンド・ウリアーノ会長が発表した報告書によると、2025年の小型商用車を除く乗用車の生産台数は前年比24.5%減の21万3706台と、1954年以来の低水準に落ち込んだ。
イタリアは「フィアット」や「アルファロメオ」などの歴史的ブランドの本拠地で、ステランティスは国内唯一の大手自動車メーカーだ。
同社のイタリア国内生産は2023年の約75万1000台からほぼ半減した。欧州市場の特に電気自動車(EV)の需要低迷、新型車投入の遅れ、中国勢との競争激化が理由。
ただ、25年の生産落ち込みは想定していたほど深刻ではなかった。FIM-CISLは昨年10月に1─9月の生産データを公表した際、通年生産台数を31万台強と見込んでいた。
ウリアーノ氏は「もっとひどい結果もあり得た」とし、トリノのミラフィオーリ工場で生産のハイブリッド版「フィアット500(チンクエチェント)」、南イタリアのメルフィ工場で生産の新型SUV(スポーツ用多目的車)「ジープ・コンパス」の第4・四半期の投入が、減産分の一部を補ったと説明した。
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