• 2026/01/13 掲載

BHP、リオティントによるグレンコア買収交渉は様子見の構え

ロイター

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Clara Denina Amy-Jo Crowley

[ロンドン 12日 ロイター] - オーストラリア資源大手BHPは、英オーストラリアの同業リオティントによるスイスの同業グレンコア買収交渉の行方に関し様子を見る構えであり、現時点では入札を計画していない。事情に詳しい2人が明らかにした。

リオティントがグレンコアへの関心を再燃させたとのニュースを受け、8日遅くにグレンコア株は約10%上昇し、競合他社による対抗入札の憶測が広がった。

アナリストや投資家、銀行関係者は先週、BHPがリオティントによるグレンコア買収の「妨害役」となる可能性が最も高いとロイターに語っていた。この取引が成立すれば、時価総額約2070億ドルの巨大鉱山会社が誕生する。

だがこのニュースが伝わった後、BHPは対抗入札を進めていないとBHPの内部協議に詳しい2人が明かした。グレンコアがBHPの事業に補完的ではないと判断したためだという。

<AIやエネルギー転換を支える銅を巡る鉱山大手の争奪戦>

複数の情報筋によると、BHPはグレンコアのトレーディング部門や石炭資産には関心がなく、グレンコアの銅部門よりも英資源大手アングロ・アメリカンの銅部門が優れていると考えている。BHPは状況がより明確になるのを待つ構えだという。

BHPはグレンコアへの関心を巡る情報筋の見解に対するコメントを避けた。

BHPは銅分野でのリーダーシップを維持しようと、1年半にわたりアングロ・アメリカンの買収を試みたが、2025年11月に頓挫した。

企業の合併・買収(M&A)が最近活発になっているのは、人工知能(AI)の大量導入で求められるデータセンターや、世界的に生じているクリーンエネルギーへの転換に不可欠な金属である銅の将来供給を確保するために、世界最大の資源会社が展開している競争を浮き彫りにしている。

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