- 2026/01/13 掲載
午前の日経平均は大幅続伸、早期解散思惑で初の5万3000円
日経平均は寄り付きから史上最高値を更新して始まった。その後も一時1874円90銭高の5万3814円79銭まで上値を伸ばした。一部報道で、首相が通常国会の冒頭で衆院を解散する検討に入ったと9日夜に伝わり、思惑買いを誘った。
市場では「年内の解散はある程度、想定されていたが、国会冒頭での解散は予想されておらず、サプライズになった」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との声が聞かれた。
高市政権が戦略分野に掲げるAI(人工知能)・半導体関連の一角の上昇が日経平均の上昇に寄与。アドバンテストと東京エレクトロン、ソフトバンクグループの3銘柄で指数を約870円押し上げた。同じく戦略分野に連なる防衛関連も三菱重工業などが物色された。
金利上昇が銀行株、為替の円安が自動車などの輸出株を中心に支援し、TOPIXも史上最高値を更新した。もっとも日経平均は、買いが一巡した後は徐々に水準を切り下げている。首相による正式な解散表明はまだなく「本当に解散するのか、半信半疑なところもあり、利益確定売りが上値を抑えている」(藤原氏)という。
TOPIXは2.25%高の3593.32ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆9887億5600万円と膨らんだ。東証33業種では、値上がりは輸送用機器や銀行、証券など31業種、値下がりは空運とその他製品の2業種だった。
トヨタ自動車やみずほフィナンシャルグループが大幅高となり、昨年来高値を更新。一方、前週末に決算を発表した安川電機は軟調。ニトリホールディングスはさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1257銘柄(78%)、値下がりは292銘柄(18%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。
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