- 2026/01/15 掲載
欧州製品優先して「欧州愛国主義」で経済守れ=独財務相
[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツのクリングバイル財務相は14日、米国との同盟関係が再考を迫られる中で「欧州愛国主義」の必要性を訴え、欧州諸国から補助金を受け取っている企業が欧州で雇用を維持するとともに、公的部門の調達で欧州製品を優先するべきだと述べた。ドイツ経済研究所(DIW)で演説した。
クリングバイル氏は、トランプ米政権が「欧州から政治的にも文化的にも方向転換している」とし、「かつての欧米同盟は崩壊しつつある」と語った。
また、補助金や過剰設備、関税、輸出制限により貿易の「兵器化」が進んでおり、輸出主導のドイツ経済を圧迫していると指摘。「われわれは大国の駒(こま)にならないよう、もっと強く、もっと主権的にならねばならない。現状を輸出で切り抜けられると考えている人々は、現下の激動を過小評価している」と話し、貿易相手を米国以外に分散し、不公平な競争から欧州市場を守るといった戦略を掲げた。
数日前にはドイツのシュタインマイヤー大統領がトランプ政権の外交政策を激しく非難し、世界秩序を築いてきた価値観が崩れたと述べていた。
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