- 2026/01/22 掲載
ノルウェー中銀、政策金利4.0%に据え置き 利下げ急がず
ノルウェークローネは0917GMT(日本時間午後6時17分)時点で、1ユーロ=11.58クローネとほぼ横ばいとなっている。
バーチェ総裁は声明で「現在の地政学的情勢は緊迫しており、経済見通しを含む不確実性を招いている」と述べた。
14─19日に実施されたロイター調査では、エコノミスト27人全員が据え置きを予想していた。一方、年末までに25ベーシスポイント(bp)の利下げを2回実施するとの見方が過半数を占めた。
ノルウェー中銀は昨年6月に緩和サイクルを開始し、9月に再び政策金利を引き下げた。12月には、2026年中に1回または2回利下げを実施し、28年末までに政策金利を3%まで引き下げる可能性が高いとの見通しを示している。
中銀は22日、全体的な見通しは12月以降大きく変化していないとした。「見通しは不確実だが、経済が現在想定している通りに推移すれば、政策金利は年内にさらに引き下げられる」と説明した。
バーチェ氏は「追加利下げを急いでいない。インフレ率は依然として高過ぎる。エネルギー価格を除くインフレは24年秋以降、3%近くで推移している」と指摘した。
ハンデルスバンケンのアナリストは顧客向けリポートで「6月に3.75%への利下げを引き続き予想しているが、見通しには不確実性がある」と述べた。
今月発表された12月のコアインフレ率は前年同月比3.1%と、11月の3.0%から予想外に加速した。当局が目標とする2.0%を依然として上回っている。中銀は、主に食品や多くのサービス価格の急上昇がインフレ高止まりの要因だとしている。
今回の会合では予想通り、最新の経済見通しは公表されなかった。中銀は「次回3月の金融政策会合までに、経済動向に関するより多くの情報が得られる見込みで、その際に新たな予測を示す」としている。
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