- 2026/01/28 掲載
「永守氏の意向優先」が一因=不適切会計疑惑で改善計画―ニデック
ニデックは28日、グループ内での不適切会計疑惑を受け、東証に対し、特別注意銘柄指定の解除に向けた改善計画・状況報告書を提出したと発表した。報告書は、同社創業者で前代表取締役グローバルグループ代表の永守重信氏の意向を優先する企業風土などが内部統制の脆弱(ぜいじゃく)性につながり、疑惑の原因になったと指摘した。
報告書はこのほか、過度な株価至上主義や、短期的な利益を最優先し目標未達を許容しない企業風土などを原因として列挙。数多くの企業の合併・買収(M&A)を実行して事業を拡大したものの、グループ会社の数に対し管理の仕組みが追い付いていなかった点も課題に挙げた。
その上で、改善策として、短期的な業績達成を最優先する評価基準の是正、会計担当の人員増強や過度な決算早期開示の見直しなどを並べた。企業風土の改善に向けた新組織の設置も求めた。
疑惑を巡っては、第三者委員会が調査を継続中で、2月末をめどに報告書を提出する。同社は昨年10月、東証から内部管理体制の改善を求める特別注意銘柄に指定された。
【時事通信社】
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