- 2026/01/22 掲載
「このままだとクビ」と言われた私が、デロイト「上位1%人材」に変わった“思考法”
1989年、広島県生まれ。慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。ベンチャー三田会幹事。ITベンチャー企業にて人事、IT新規事業開発をした後、ZUUに人事企画マネージャーとして参画し、東証マザーズ(現・東証グロース)市場上場前の採用・組織開発に従事。その後、デロイト トーマツ コンサルティングに経営コンサルタントとして入社。仕事ができず、解雇寸前までいくも「仕事ができる人」を研究した結果「具体・抽象力」に出会い、挽回。大手企業へのDX・組織人事高度化コンサルティング業務に従事し、合計社員数20万人以上の各業界企業を支援。上位1%の人材としてSランク評価を受ける。2022年、キーメッセージを創業。大手企業からスタートアップへ経営コンサルティング、AIやデータ分析を活用した新規事業開発や人的資本経営、M&Aコンサルティングを提供する。著書に『「解像度が高い人」がすべてを手に入れる』(SBクリエイティブ)がある。本書は2冊目の出版。
「このままだとクビになるぞ」──思考停止だった私
今でこそ会社の経営をしていますが、何を隠そう、私はかつて「考える力」のない人間でした。コンサルティングファームのデロイト トーマツ コンサルティングに入社した当初、私はまったくと言っていいほど仕事ができませんでした。
上司からは常に「権藤は何を言ってるか分からない」「何を考えてるか分からない」と、ダメ出しをされ続ける毎日。ついには、ある役員の上司から「このままいくとクビになるぞ」と、はっきり言われてしまったのです。
当時の私は、まさに思考停止状態でした。
言われたことに対して、とにかく言葉をひねり出し、必死に応えるだけ。今振り返るとダメ出しされるのももっともで、自分で深く考えて行動することができていませんでした。
たとえば、新人なら誰もが通る会議の議事録作成。これも、書いて提出するたびに「何が言いたいか分からない」と、真っ赤に添削されて返ってきました。お客さまへのプレゼンテーションでも、頑張って準備して臨んだにもかかわらず、お客さまはうとうとしてしまっていることも……。
上司にも、お客さまにも、まったく話が伝わらない。そんな状態だったのです。
年下の上司からの叱責と「最大の失敗」
一番ショックだったのは、オープンスペースでの出来事です。私より4つも年下の上司が、私の目の前で「何を言ってるかわからない」と、皆に聞こえるように言ったのです。周りの人たちに聞かれていることも恥ずかしくて、とにかく言葉が出なくなってしまいました。そして、私のキャリアにおける最大の失敗は、あるプロジェクトから外されたことです。
上司が作る40ページもの資料のうち、私が任されたのはたったの1ページ。しかし、それすらもうまく作れない、議事録を書いても伝わらない──何もできない私はついに「権藤さんはプロジェクトから外れてください」と宣告を下されました。これほどきつい経験はありませんでした。 【次ページ】人生を変えた上司のひと言「仕事ができる人を○○」
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