- 2026/02/03 掲載
三菱UFJ銀、500億円規模の新VC設立 米ティー・ロウ元日本株責任者を起用
[東京 3日 ロイター] - 三菱UFJ銀行は3日、日本のグロース企業を投資対象とするベンチャーキャピタル(VC)会社「アルテミスベンチャーズ」を設立し、事業を開始したと発表した。2026年4月をめどに、総額500億円規模のファンドを組成する計画。
運営を担うマネジング・パートナーには、米資産運用大手ティー・ロウ・プライス・ジャパンで日本株運用の最高投資責任者(CIO)を務めたアーシバルド・シガネール氏を起用した。同氏は日本の上場・未上場企業への投資で15年以上の経験を持つ。
新会社は、ミッド・レイターステージのスタートアップを主な投資対象とし、未上場株と上場株の双方を視野に入れたクロスオーバー投資や、セカンダリー取引にも取り組む。新規株式公開(IPO)に加え、M&A(合併・買収)など多様化するエグジット手法にも対応する。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、昨年10月新会社の設立を決定したと公表していた。
国内のスタートアップ市場では、資金調達額が大きく拡大する一方、東証グロース市場の上場維持基準の厳格化などを背景に、未上場期間が長期化している。三菱UFJ銀行は、成長資金としてのプライベートキャピタルの重要性が高まっているとみて、投資機能の強化を進める。
初号ファンドには、三菱UFJ銀行および三菱UFJ信託銀行が出資するほか、国内外の投資家からも資金を募る予定としている。
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