- 2026/02/24 掲載
長期金利一時2.055% 年末以来の低水準
[東京 24日 ロイター] - 国債先物中心限月3月限は、前営業日比10銭高の132円77銭と続伸して午前の取引を終えた。米関税政策を巡る不透明感を背景とした海外発のリスク回避の動きから買われた。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0ベーシスポイント(bp)低下の2.095%。序盤には一時、12月30日以来の低水準となる2.055%をつける場面もあった。
きょうの国債先物は、トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感を嫌気した投資家によるリスク回避の動きで米国債が買われた(金利は低下)流れが相場を支援し、寄り付きから買い優勢の展開。ただ買い一巡後は戻り売りも出て、徐々に上値が重くなった。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは「米最高裁によるトランプ関税の違法判決を巡っては、事前には米国は取り過ぎた関税を返還するため米国債を増発する必要があるとの見方から米金利上昇要因とみられていたが、今回は最高裁が返還についての判断を示さなかったため、リスクオフの米金利低下という市場反応になった」と指摘。
円金利については「きょうは米金利の動きを素直に反映して低下しているが、衆院選以降の金利低下には行き過ぎ感もあり、明日以降は投資家の目が日銀審議委員人事などに移り、リスクオフの金利低下は長続きしないだろう」との見方を示した。
現物市場では10年物以外の新発国債利回りもおおむね低下。2年債は前営業日比1.0bp低下の1.240%、5年債は同1.0bp低下の1.595%、20年債は同1.0bp低下の2.900%、30年債は同横ばいの3.310%。40年債はまだ売買が成立していない。
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