- 2026/02/24 掲載
日本企業、情報収集に奔走=中国の軍民両用品輸出禁止で
中国が日本の20社・団体に対し、軍民両用品の輸出禁止を発表したことを受け、グループ企業が名指しされた三菱重工業などは24日、情報収集に追われた。「『軍民両用』の定義が不明。何が禁輸になるのか分からない」と困惑する声も聞かれた。
傘下の三菱造船(東京)や三菱重工航空エンジン(愛知県)が対象となった三菱重工は、「影響を調査中」(広報)とコメントした。西尾浩取締役は4日の決算記者会見で、レアアース(希土類)が禁輸された場合、「長期化すれば影響が出る可能性がある。在庫の積み増しや代替品の開発に取り組む」と話していた。
IHIエアロスペース(群馬県)などグループ6社が対象となったIHIは、「事実関係を確認中」(広報)だ。NECは防衛省と取引のある子会社2社がリストに入り、「状況を注視しつつ、事業への影響を精査していく」(同)とした。
対象企業の中には、「対象品が分からず影響を調べようがない」「なぜこの20社・団体なのか」といった疑心暗鬼も広がる。政府関係者は、「レアアースの特定国依存の脱却を進めてきたが簡単ではない」と懸念を示した。
【時事通信社】
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