• 2026/02/24 掲載

ブラックロック、インフレ鈍化で社債選好 国債は変動リスク増大

ロイター

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Harry Robertson

[ロンドン 24日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロックは、インフレが落ち着く中で社債の利回りが高水準にあることから社債を選好する姿勢を示す一方、各国による防衛・インフラ支出拡大で国債市場はより変動しやすくなるとの見通しを示した。

運用資産総額14兆ドルのブラックロックは、最新の展望報告で、インフレ鈍化により社債の実質利回りの魅力が増していると指摘。国債に対する上乗せ金利(クレジット・スプレッド)が数十年ぶりの低水準付近にあるとの懸念を相殺するメリットがあると分析した。

ブラックロックの欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域のグローバル債券責任者、ジェームズ・ターナー氏は、ロイターとのインタビューで「かつて国債で得られた確実性は、もはや確実ではない」とし「企業のファンダメンタルズが全般的に改善している一方、政府の財政赤字は増加傾向にある。国債はむしろ変動が大きく、確実性で劣る」と説明した。

同社は、米欧の経済成長が続く中、企業が債務削減に成功した一方、国債市場は防衛支出などで財政負担が増すとして課題があると指摘。フランスは高い公的債務や政治的不確実性、英国は成長見通しの不透明さに直面しているとした。

ターナー氏は「国債を組み入れる余地はあるが、われわれはクレジット(社債)部分の比重を高めることを選好する」と述べた。

また、トランプ米大統領の関税を巡る最近の不確実性は、同社の見解を大きく変えるものではないとし、25年に経済や企業が通商政策の不確実性にうまく対応した例を挙げた。

「そうしたノイズを見極めることが重要だ」とした上で、人工知能(AI)が経済の一部分野に影響を与える中、個々の企業の強靱性に注目すべきだと述べた。

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