- 2026/02/25 掲載
英ディアジオが通期見通し下方修正、中間配当も半減 米中需要低迷
1月に就任したデイブ・ルイス最高経営責任者(CEO)の下で初となる決算は、米国と中国での需要低迷が依然として重荷となっていることを示した。
ルイスCEOは中間決算の声明で「米国の蒸留酒事業の業績は、可処分所得への圧力や、消費者の財布の紐が固くなる中でより手頃な代替品との競争激化を反映したものだ」と述べた。
ウイスキーの「ジョニー・ウォーカー」やビール「ギネス」を傘下に持つ同社の指揮を執るルイス氏は、米国の関税を巡る不透明感、中国の需要減退、世界的な消費者心理の脆弱化、消費者の飲酒嗜好の変化といった課題に直面している。債務の削減と成長の再起動が課題だ。
ディアジオは、2026年の既存事業売上高の見通しを、従来の「横ばいから微減」から「2%─3%減」に下方修正した。既存事業営業利益についても、従来の「1桁台前半から半ばの増益」から「横ばいから1桁台前半の増益」へと引き下げた。
米国での売上高は9.3%減少し、これまで成長のけん引役だった「ドン・フリオ」などのテキーラの販売は23%を超える大幅減となった。
中間配当は1株当たり20セントと、前年同期の40.5セントから半減させた。また、年間の配当下限を50セントに設定した。
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