- 2026/03/02 掲載
S&P、ポルトガル格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げ
S&Pは2026年の国内総生産(GDP)成長率が2.2%と、25年の1.9%から拡大すると見込んだ。当局が今年の期限を控えて欧州連合(EU)の「次世代」助成金の投入を急いでおり、公共投資が急増しているためだとしている。
S&Pは成長率が29年まで年率2%弱で安定すると予測する。民間部門の堅実なバランスシート、継続的なEU資金の流入、労働力を拡大し続けている移民の大幅な純流入が支えると見込んだ。
ポルトガルの競争上の優位性、特にEU平均を下回り続けているエネルギーコストは家計の金融状況や企業の財務状況の力強さとともに、中長期的な成長見通しを裏付ける重要な要因になるとしている。
S&Pはポルトガルの財政政策について、29年に予定されている次回の総選挙まで予算均衡が維持されると確信しているとした。
モンテネグロ首相が率いる中道右派連立政権は議会で過半数を割り込んでいるものの、2年連続で予算を成立させている。
S&Pはまた、ポルトガルが米欧間で激しくなる貿易紛争に対してほとんど弱点がないと指摘。サービス業が経済付加価値の68%を占める一方で、米国向けの産品輸出は商品輸出総額の7%に過ぎない。
S&Pはポルトガルの長期外貨建てと自国通貨建てのソブリン格付けを「A+」に据え置いた。
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