- 2026/03/02 掲載
英製造業PMI、2月改定値は51.7 4カ月連続50超え
[ロンドン 2日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた英国の2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.7と、2024年8月以来の高水準だった前月の51.8から小幅低下にとどまった。
輸出受注を示す指数が4年半ぶりの高水準となり、コスト圧力が強まる中でも成長の勢いが底堅いことが示された。
PMIが拡大と縮小の分かれ目となる50を上回るのは4カ月連続で、24年9月までの5カ月間以来の最長の連続拡大となった。ただ、速報値の52.0からわずかに下方修正された。
新規輸出受注指数は前月の51.9から52.4へ上昇し、21年8月以来の高水準を記録した。中国、欧州、米国、中東からの需要増を反映した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「英国の製造業は2026年の幸先の良いスタートを切った」と指摘した。
「新製品の投入、顧客信頼感の改善、投資計画が今後1年間の成長を後押しする見通しだ。最近の政府の政策変更や、特に米国の関税を巡る地政学的不確実性による企業の慎重姿勢が一部相殺されるだろう」と述べた。
企業の景況感は、スターマー首相率いる労働党政権の発足直後以来の高水準付近にとどまったが、一部の回答者は先行きに懸念を示した。
コスト圧力を示す指数は25年8月以来の高水準となった。一方、販売価格を示す指数は伸びが小幅に鈍化した。
S&Pによると、製造業者は化学品、エネルギー、電子部品、銅、金、銀のコスト上昇を報告した。また、昨年の雇用税と最低賃金の引き上げ後、供給業者が人件費上昇分を転嫁したとも指摘した。
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