- 2026/03/03 掲載
豪中銀、3月利上げあり得る 総裁「毎回ライブ会合」
[シドニー 3日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のブロック総裁は3日、インフレ期待が抑制されなくなるリスクがあると判断した場合、今月の会合での利上げもあり得るとし、市場はそれを認識すべきだと述べた。
利上げを実施するかどうかについて、必ずしも4月下旬発表の第1・四半期消費者物価指数(CPI)を待った上で判断するわけではないとした。
「毎回の会合がライブだ」とし、「理事会はより迅速な対応が必要かどうかを検討する」と述べた。
市場では第1・四半期CPIを待ってから中銀が追加利上げを行うかどうかを決定すると見込まれてきた。
ブロック氏は、市場がそのような考えを持つことを「思いとどまらせたい」と述べ、中東紛争が供給に打撃を与える見通しやすでに高水準のインフレを考慮すると、インフレ期待が変化し始めるリスクがあると指摘した。
2月の利上げ後に市場が織り込む今月の0.25%ポイント利上げ確率はわずか27%となっている。
しかし、5月に政策金利が3.85%から4.10%に引き上げられるという見方は完全に織り込まれており、金利は年末までに4.26%前後になることが示唆されている。
市場は現在、4日に発表される2025年第4・四半期の国内総生産(GDP)に注目している。GDPは0.6%の堅調な伸びが見込まれるが、3日に発表されたデータによると、純輸出は予想されていたほど成長の足かせにはならず、政府支出も予想以上に増加したことからリスクは上方向に傾いている。
ブロック氏は中東紛争と原油価格上昇の影響について問われると、オーストラリアはエネルギー純輸出国であるため経済にバッファーがあると指摘。ただ、世界的なエネルギー価格の上昇が長期化した場合、消費者需要と経済成長の重しとなり、同時にインフレ上昇圧力も高まる可能性があると警告した。
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