- 2026/03/04 掲載
米GM、中古車販売を自社ウェブサイト「カーブラボー」へ集約
[デトロイト 3日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、米国内のディーラーによる中古車販売方法を刷新すると発表した。オンライン中古車販売大手カーバナなどの新興勢力に対抗する狙い。
GMは、ディーラーのGM保証付き中古車販売を支援する既存のプログラムを廃止し、2023年に立ち上げた自社のオンライン中古車販売サイト「カーブラボー」に移行するよう要請している。
6月から「シボレー」、「ビュイック」、「GMC」の各販売店は、メーカー保証付きの中古車を販売するにはカーブラボーへの加盟が必要になる。一方、高級車ブランド「キャデラック」については、従来通りの認定中古車プログラムを継続する。
今回の刷新により、取り扱い対象をGM以外のブランドや旧年式の車両にも拡大することでディーラー網を通じた中古車の流通量が増える。従来は原則として「5年落ちまで」の自社ブランド車が対象だったが、新制度では「15年落ち」まで保証対象に含める。
米自動車業界は「手頃な価格」問題に直面している。この10年で新車の平均価格がインフレ率を上回るペースで上昇しており、これが中古車需要の急増に拍車を掛けた。米国では年間約4000万台の中古車が販売されているのに対し、ここ数年の新車販売台数は年間1600万台程度にとどまっている。
2013年に営業を開始したカーバナは昨年59万6641台を売り上げた。カーブラボーは23年の開設以来、累計約21万6000台を販売している。
GMによると、同社の全米約3500のディーラーのうちカーブラボーに加盟しているのは4分の1未満にとどまるが、カーブラボーを通じた販売は従来の認定中古車プログラムを上回るペースで拡大しているという。
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