- 2026/03/05 掲載
NY市場サマリー(4日)ドル反落、利回り3日連続上昇 株反発
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 国債利回りが3営業日連続で上昇した。原油価格高騰を受け、投資家はインフレ上昇の潜在リスクと金融政策の方向性を慎重に検討している。こうした中、この日も米国の潜水艦がスリランカの南部沖でイランの軍艦を撃沈したほか、トルコ領空に向かっていたイランの弾道ミサイルが北大西洋条約機構(NATO)の防空システムで迎撃されるなど、イランを巡る情勢は拡大の一途をたどった。nL6N3ZS0XN nL6N3ZS1J2 米10年国債利回りは2.2ベーシスポイント(bp)上昇して4.079%となり、1月中旬以来初の3日連続の上昇となる見込みだ。 30年債利回りは1.2bp上昇し、4.715%となった。 原油価格の上昇により、米連邦準備理事会(FRB)による目先の利下げ期待は後退している。CMEのフェドウオッチによると、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25bpの利下げが行われる確率は35.5%となっている。市場はここ数週間、6月の会合で利下げが行われる確率を50%以上織り込んでいた。 2年債と10年債の利回り格差は54.2bpとなった。 2年債利回りは3.5bp上昇し3.535%。 物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.500%、10年物が2.27%だった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 反発して取引を終えた。イランが米国に対話の用意を示すシグナルを送っていたとの報道や、トランプ米大統領が原油市場の安定化に取り組む姿勢を示したことを受け、中東紛争を巡る懸念が和らいだ。
ハイテク株を中心に買いが入り、ナスダック総合が1%超上昇。同指数は米国とイスラエルによるイラン攻撃開始以降の騰落がプラスとなっている。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、イラン情報省の工作員が米国とイスラエルによる軍事攻撃の翌日、米中央情報局(CIA)に間接的に接触し、停戦に向けた対話の用意があるとシグナルを送っていたと報じた。
トランプ氏が3日、ホルムズ海峡を通過する石油タンカーの護衛や政治リスク保険の提供を発表したことも安心感をもたらした。
クリアステッド・アドバイザーズのシニアマネジングディレクター、ジム・アワド氏はこの発表について、エネルギー価格を押し上げ、インフレ圧力を強める可能性がある原油市場の大きな混乱への懸念が後退したと指摘。2月に売り込まれ、数週間前に比べて割安になっていたハイテク関連株を買い直す自信を投資家に与えたと述べた。
投資家の不安心理を示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数は約10%低下した。
S&P総合500種ではエネルギーが下落。原油価格高騰を背景にここ数日で上昇していた流れが反転した。エクソンモービルは1.3%安、コノコフィリップスは2.4%安。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、米国の経済活動は12地区のうち7地区で小幅から緩やかなペースで拡大した。
米ADPリサーチ・インスティテュートが発表した2月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は6万3000人増加し、過去7カ月で最大の増加となった。また、米供給管理協会(ISM)が発表した2月の非製造業総合指数は56.1となり、1月の53.8から上昇した。
個別銘柄ではバイオ製薬会社モデルナが16%急伸。新型コロナウイルスワクチン開発で基盤技術の特許を侵害したとされていた訴訟に関し、最大で計22億5000万ドルを支払うことで和解したと発表した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 中東情勢の緊迫化を背景とした安全資産としての金買いに支えられ、反発した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比11.00ドル(0.21%)高の1オンス=5134.70ドル。
前日の相場が3%超安となった反動で、安値拾いの買いも入りやすかった。 一方、米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金の相場の上値を抑えた。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 米国とイランの紛争長期化を警戒した騰勢が一服し、小動きとなった。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.10ドル(0.13%)高 の1バレル=74.66ドル。5月物は0.09ドル安の73.46ドルだった。
相場は未明に再び77ドル台を付けた後、朝方にかけてじりじりと軟化。米イスラエル 両軍が対イラン攻撃を開始した翌日、イラン情報省工作員が第3国を介して米中央情報局 (CIA)に接触し、戦争終結の条件を話し合う協議を打診していたと報じられた。これを受け、戦闘の長期化を見込んだ騰勢が一服し、この日は比較的落ち着いた値動きとなった。
一方、トランプ米大統領は前日、米国際開発金融公社(DFC)に全ての海上貿易の政 治的リスクに対し、保険や保証を提供するよう命じたとSNSに投稿。また必要なら、米海軍が可能な限り早くホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛を開始すると表明した。しかし、イランとの間では依然として激しい攻撃の応酬が続き、一部湾岸諸国は石油・ガス の生産停止を余儀なくされている。また、海運保障を巡っても複数の国際タンカー保険会社との調整が足りているのかとの疑念が強く、売り圧力は限定的。このため、73ドル台では買い戻しが入り、午後以降はもみ合い商状となった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 157.03/157.
08
始値 157.22
高値 157.40
安値 156.89
ユーロ/ドル NY終値 1.1633/1.16
34
始値 1.1635
高値 1.1652
安値 1.1617
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 100*08. 4.7332
50 %
前営業日終値 100*24. 4.7030
00 %
10年債(指標銘柄) 17時05分 100*07. 4.0978
00 %
前営業日終値 100*17. 4.0570
50 %
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*05.5 3.6832
0 %
前営業日終値 99*13.0 3.6310
0 %
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*21.2 3.5514
5 %
前営業日終値 99*24.3 3.5000
8 %
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 48739.41 +238.14 +0.49
前営業日終値 48501.27
ナスダック総合 22807.48 +290.79 +1.29
前営業日終値 22516.69
S&P総合500種 6869.50 +52.87 +0.78
前営業日終値 6816.63
COMEX金 4月限 5134.7 +11.0
前営業日終値 5123.7
COMEX銀 5月限 8318.4 ‐28.9
前営業日終値 8347.3
北海ブレント 5月限 81.40 ‐0.00
前営業日終値 81.40
米WTI先物 4月限 74.66 +0.10
前営業日終値 74.56
CRB商品指数 327.6824 +1.3857
前営業日終値 326.2967
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