- 2026/03/05 掲載
オアシス、花王に臨時株主総会を要請 サプライチェーン巡り独立調査求める
[東京 5日 ロイター] - 香港の投資ファンドのオア?シス・マネジメントが5日、花王に対し、パーム油などの調達を巡るサプライチェーン管理に問題がある可能性があるとして独立調査の実施を求め、臨時株主総会の開催を請求したと発表した。
オアシスは、請求の受領日から8週間以内に臨時株主総会を開催するよう求めている。オアシスは花王株を6.6%超保有するファンドの運用会社。
オアシスは、パーム油や紙・パルプの調達を巡り、森林破壊や人権侵害に関与しているとされるサプライヤーとの取引について複数の内部告発を受け、第三者の環境専門家による独立調査を実施。その報告書によると、花王の苦情処理メカニズムがパーム油取引量の推定約6%のみを対象とするなど限定的で、情報開示も国際的なベストプラクティスと比べ不十分だと指摘しているという。
オアシスは、花王の売上高の100%がパーム油の供給に、71-80%が紙・パルプ製品の供給に依存しているとしており、サプライチェーン管理の不備が判明した場合、規制違反や市場アクセスの喪失、サプライチェーンの混乱などを通じて中期経営計画の遂行に悪影響を及ぼす可能性があると主張している。
また、経営陣の報酬制度がESG指標と連動していることから、利益相反の懸念があるとして、株主主導による完全に独立した調査が必要だと強調。臨時株主総会で独立した調査担当者の選任を支持するよう、取締役会および株主に求めている。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR