- 2026/03/05 掲載
午後3時のドルは157円前半で方向感欠く、原油動向などにらみ上下
[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の157円前半で推移している。朝方はイラン緊迫化で進んだドル買いを巻き戻す動きがみられたが、売りが一巡すると原油動向などをながめて再び157円台に切り返すなど、方向感に欠く動きとなった。
朝方に157円ちょうど付近で推移していたドルは午前中に一時ドル売り/円買いが強まり、156円半ばまで下落。今日は五・十日に当たり、実需のドル売り/円買いフローも出たとみられる。ドル売りがいったん一巡すると、今度はユーロとともに円が売られた。
イラン情勢の今後の展開が読めず、原油などのエネルギー価格も上昇する中、「ユーロも円も買い戻せる状況ではない」(国内銀行の為替セールス担当者)との声が聞かれた。北海ブレント先物は足元で1バレル84ドル台半ばまで上値を伸ばしている。
日本や欧州はエネルギーの輸入が多く、原油高などエネルギー価格の高騰局面では「ドルが強く、(円など)他通貨が弱い傾向」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリスト)が浮き彫りになる。ただしドルの対円相場に関しては、足元でポジションに大きな偏りもないため、大きな方向感も出づらいとみられるという。
イラン情勢を巡っては早期収束するかどうか情報が現時点で錯綜している面もあり、「ドル/円相場に対しては(売り買い)どちらかに賭ける手掛かりが薄い」(神田氏)状況だ。エネルギーの価格動向が一つのポイントとなるほか、最高指導者のハメネイ師の後継者が米国とパイプを持つ人物になるかに関心を寄せる声も聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 157.19/157.20 1.1594/1.1596 182.26/182.27
午前9時現在 156.96/157.00 1.1634/1.1636 182.64/182.65
NY午後5時 157.03/157.08 1.1633/1.1636 182.68/182.76
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