• 2026/04/30 掲載

Amazonの2026年第1四半期決算、AWS売上高が28%増、Anthropic評価益で純利益は大幅増

純利益81%増の625億7800万ドル、Anthropic評価益が寄与

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米Amazonが発表した2026年第1四半期決算は、売上高が前年同期比17%増の1,815億ドル、純利益が同77%増の302億ドルとなった。クラウド部門のAWSが生成AI需要を背景に同28%増収と過去15四半期で最速の成長を記録したほか、AIスタートアップAnthropicへの投資に伴う評価益が純利益を大きく押し上げた。
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(画像:ビジネス+IT)
 Amazonが発表した2026年第1四半期(1月~3月)決算は、全体の売上高が前年同期比17%増の1,815億1,900万ドル、営業利益が238億5,200万ドルとなった。純利益は前年同期比77%増の302億5,500万ドル(1株当たり2.78ドル)に達した。この純利益の大幅な増加は、同社が出資するAI企業Anthropicに関連する168億ドルの税引前評価益が計上されたことが主な要因である。

 事業部門別では、クラウドコンピューティング部門であるAmazon Web Services(AWS)の成長が全体を牽引した。AWSの売上高は前年同期比28%増の375億8,700万ドルとなり、過去15四半期において最も高い成長率を記録した。AWS単体の営業利益も141億6,100万ドルに達し、全社営業利益の過半を占めている。CEOのアンディ・ジャシーは、この成長について、企業による生成AIワークロードの拡大が需要を喚起したと説明した。

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【図版付き記事はこちら】Amazon2026第1四半期決算、AWS売上28%増、Anthropic評価益で純利益大幅増(図版:ビジネス+IT)

 また、広告事業部門の売上高も前年同期比22%増の172億ドルと好調に推移した。北米を中心とする小売事業における物流効率の改善と即日配送の拡大が、利益率の向上に寄与している。AIインフラストラクチャに対する需要拡大に対応するため、Amazonは設備投資を大幅に拡大している。第1四半期の現金ベースの設備投資額は432億ドルに上り、その大部分がAWSのデータセンター拡張および生成AI向けインフラに振り向けられた。

 さらに、自社開発チップであるTrainiumを含むカスタムシリコン事業の年換算売上高が200億ドルを突破したことも明らかになった。2026年第2四半期(4月?6月)の業績見通しについて、同社は売上高を1,940億ドルから1,990億ドル、営業利益を200億ドルから240億ドルの範囲になると予想している。年間を通じてAWSおよびAI分野への巨額の設備投資を継続する方針を示している。

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