• 2026/03/06 掲載

午後3時のドルは157円後半へ小幅高、米雇用統計にらみ買い優勢

ロイター

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Hiroko Hamada

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の157円後半で推移している。今晩は米雇用統計の公表を控えており、様子見ムードが広がった。ただ、米雇用統計公表後に米金利高・ドル高となるのではないかとの思惑もあり、午後3時にかけてはじりじりとドルが上昇する動きとなった。

午前中のドルは値幅が20銭程度の小動きにとどまった。米WTI先物の前日の清算値は1バレル81ドル台と、2024年7月以来の高値を付けたが、きょう東京時間では79ドル台に下落。原油価格の上昇一服を受けてドル/円は157円半ばを軸とした推移が継続した。

午後に入ってからももみ合う展開が続いたが、次第にドル買いが優勢となり、ドルはじりじりと上昇。一時157.91円付近まで上昇し、節目の158円に迫る場面があった。IG証券のシニアマーケットアナリスト・石川順一氏は、直近の米経済指標では労働市場の堅調さが確認されているとして、「今晩の米雇用統計も市場予想を上振れ、米金利高・ドル高となるのではないかとの思惑がある」と話している。その場合、ドルが節目の158円台に乗せて上昇する可能性もあるという。

一方、中東情勢を巡っては「仮に警戒感が和らぐようなニュースが出た場合、リスクオンの円売りが進むとみられ、動向には注意が必要」(石川氏)という。

日銀の氷見野良三副総裁は6日の衆議院予算委員会で、政府・日銀が2013年に結んだ政策協定(アコード)の取り扱いについて「具体的なコメントは控える」とした上で、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現という観点から適切に金融政策を運営していきたいと語った。

また、片山さつき財務相は日銀の金融政策は「物価安定目標の持続的・安定的な実現のために行われているものであり、為替誘導を目的としたものではない」との認識を示した。

市場では「マーケット参加者の関心は米雇用統計や中東情勢に向かっており、両者の発言で相場が動いた感じではなさそうだ」(国内証券・チーフ・FXコンサルタント)との指摘があった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.83/157.87 1.1605/1.1608 183.20/183.21

午前9時現在 157.55/157.59 1.1605/1.1608 182.88/182.89

NY午後5時 157.57/157.61 1.1607/1.1610 182.87/183.02

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