- 2026/03/06 掲載
インド中銀、ルピー防衛で大規模介入 イラン情勢受け=銀行筋
[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は今週、通貨ルピー防衛のために大規模な市場介入を行った。銀行関係者が明らかにした。ルピーはイラン戦争の激化を受けて急落し、過去最安値を付けた。
銀行関係者が示した介入規模の推計は90億ドル─150億ドル超で、中央値は120億ドルだった。
インドの外貨準備は7230億ドル超と、世界有数の水準を誇る。
米国とイスラエルによるイラン攻撃は湾岸全域に波及し、原油価格は今週約16%上昇した。これに伴い、インド株式からは20億ドルの海外資金が流出し、輸入業者の間では将来のドル建て支払いに備えた為替ヘッジを積み増す動きも広がった。
ある国有銀行関係者は「今週はスポット、フォワード、先物、ノンデリバラブル・フォワード(NDF)の各市場で中銀の介入を確認した。特にNDF市場での活動が最も活発だった」と述べた。
銀行関係者によれば、介入が最も大規模だったのは5日で、中銀は国内市場が開く前にドルを売却した。
5日の為替市場では、市場開場前の介入を受けて、ルピーは数分のうちに1ドル=約92.10ルピーから約91.10ルピーへ約1ルピー上昇した。
その後ルピーは上げ幅を縮小し、6日午後2時(日本時間午後5時半)時点で1ドル=91.68ルピーで取引されている。
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