- 2026/03/12 掲載
米CPI、2月前年比+2.4%上昇 3月のインフレ再加速指摘の声も
Lucia Mutikani
[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した2月の米消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇し、1月の伸び率と一致した。昨年の高い数値が計算から外れたベース効果を反映した。ただ、中東での紛争が原油価格を押し上げており、3月はインフレ上昇が予想されている。
2月は前月比では0.3%上昇、1月の0.2%上昇から加速、エコノミスト予想の0.3%上昇と一致した。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は2.5%上昇、好ましいベース効果を反映し1月と同じ伸びとなった。
前月比では0.2%上昇、1月の0.3%上昇から鈍化した。中古車価格が下落し家賃の上昇幅が縮小した。
エコノミストは、連邦準備理事会(FRB)が重視する個人消費支出(PCE)価格指数が今回のCPIと同様に穏やかになるとは考えにくいと指摘。1月の卸売物価指数(PPI)でのサービス価格が予想外に強かったことや、ウエートが異なるためだ。
RSMのチーフ・エコノミスト、ジョセフ・ブルスエラス氏は、「エネルギー・ショックが米国と世界経済に連鎖しているため、2月のCPIは事実上、参考にならない。先を見る投資家は、3月の総合インフレ率が0.6%上昇すると予想すべきだ」と指摘した。
2月は、家賃が0.1%上昇と、2021年1月以来最小の上昇率だった。ガソリン価格は2カ月連続で下落していたが、2月は0.8%上昇した。価格上昇は米国とイランの緊張激化を織り込んだものだった。
食品価格は0.4%上昇。キャンディーとチューインガムの価格が3.7%上昇した。果物と野菜が1.4%上昇、ノンアルコール飲料は0.8%上昇した。一方、乳製品と関連製品の価格は0.6%下落、穀類とベーカリー製品の価格は0.2%下落した。
食品価格は前年比では3.1%上昇した。
衣料品価格は1.3%上昇し、家庭用家具・家事関連サービスは輸入関税転嫁分などを反映して0.3%上昇した。医療費は0.5%、病院サービスは0.6%、医師サービス価格は0.3%、それぞれ上昇した。
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