• 2020/11/06 掲載

トヨタ、営業利益を従来予想の3倍弱に上方修正 販売が急回復

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[東京 6日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は6日、2021年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正し、営業利益を従来見通しの3倍弱となる前年同期比45.8%減の1兆3000億円に引き上げた。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ販売が急回復しているためで、リフィニティブが集計したアナリスト26人の予測平均値1兆2490億円を上回った。

会見した近健太執行役員は、7─9月期に販売が急回復したと説明。この3カ月だけで5060億円の営業利益を確保した。この先も堅調な回復が続く見通しで、トヨタ車・レクサス車を合わせた販売は10ー12月期がほぼ前年並み、来年1ー3月期は前年比5%増を見込む。

グループの世界販売計画は910万台から942万台に上方修正した。うちアジアは113万台から119万台に、日本は196万台から204万台に、欧州は87万台から93万台に引き上げた。

北米は233万台のまま据え置いたが、近執行役員によると、米国は値下げの原資となる販売奨励金を積み増さなくても販売ができている状況だという。一方、コロナの影響で欠勤率が増加傾向にあり、安定して見通すことがまだできないと説明した。

通期の前提為替レートは1ドル=105円を106円に、1ユーロ115円を121円に見直した。

純利益予想は従来の7300億円から同30.3%減の1兆4200億円に上方修正した。アナリスト22人の予測平均値は1兆2080億円だった。売上高に相当する営業収益予想は、従来の24兆円から同12.9%減の26兆円に引き上げた。営業利益予想は従来5000億円としていた。

中間配当は1株105円に決定した。うち5円は特別配当で、前年同期から5円増配となる。

*内容を追加しました。

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