- 2020/11/10 掲載
東芝、石炭火力の新設撤退=受注停止、再エネに注力
東芝が石炭火力発電所の新規建設から撤退することが10日、分かった。二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力の受注は減っており、採算確保が難しいと判断した。今後は普及が見込まれる再生可能エネルギー事業を強化する考えで、2022年度までに約1600億円を投資する。
東芝の火力・水力発電関連の売上高は20年3月期で2225億円で、売上高全体(3兆3898億円)の6.6%を占める。建設の新規受注を取りやめる一方、タービンなどの関連機器の製造販売は続ける。既に国内外で受注した約10件の発電所については完成させる。
【時事通信社】
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