- 2020/11/11 掲載
10月の中国新車販売12.5%増=6カ月連続で2桁の伸び
【北京時事】中国自動車工業協会が11日発表した10月の中国新車販売台数は、前年同月比12.5%増の257万台だった。景気回復や消費刺激策を受けた購買意欲が持続し、6カ月連続で2桁の伸びとなった。10月上旬の国慶節(建国記念日)の大型連休も販売を押し上げた。
乗用車は9.3%増の211万台。スポーツ用多目的車(SUV)が大きく伸びた。商用車は30.1%増の46万台。インフラ投資の拡大を背景に、トラックが引き続き好調だった。政府が普及を後押しする電気自動車やプラグインハイブリッド車などの「新エネルギー車(NEV)」は104.5%増の16万台と急増した。
主要な日系メーカーでは、トヨタ自動車が33.3%増、ホンダが22.3%増。日産自動車は5.0%増だった。
今年1~10月の全体の販売台数は前年同期比4.7%減の1970万台だった。
【時事通信社】
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