- 2020/11/26 掲載
豪テルストラ、先住民族に不適切販売 罰金3700万ドル支払いへ
2016年1月から2018年8月にかけて契約販売店5店が先住民族108人と契約を締結した際に「不道徳な行為」があったとしている。
同社のアンドルー・ペン最高経営責任者(CEO)は「不適切な契約を結んだのは、ごく一部の契約販売店だが、顧客に多大な迷惑をかけた」と表明。被害を受けた顧客に全額を返金するなど、是正措置を講じていることを明らかにした。
競争・消費者委員会(ACCC)によると、被害に遭った先住民族の多くは、英語が第一言語ではなく、契約書の内容を理解するのが難しかった。失業者や年金生活者も多く、ある顧客は同社の不適切な販売で1万9000豪ドル以上の借金を抱えたという。
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