- 2020/11/27 掲載
農業経営体、5年で2割減=法人・大規模化進む―農水省調査
農林水産省が27日発表した2020年農林業センサス(速報値)によると、今年2月1日時点の農業経営体は15年の前回調査に比べ21.9%減の107万6000戸となり、現在の調査手法を採用した05年以降で過去最低を更新した。このうち個人経営体が22.6%減少した反面、法人を含む団体経営体は2.6%増え、法人化や大規模化が進んだ格好だ。
耕地面積別に増減率を見ると、面積が広くなるほど経営体の戸数が増える傾向がある。例えば、既に大規模化が進んでいる北海道は100ヘクタール以上の層で18.1%増え、他の46都府県では50~100ヘクタールの層で39.5%増加した。一方、1ヘクタール未満では24.5%減少した。
農林業センサスは、農水省が5年ごとに実施している。
【時事通信社】
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR