- 2020/12/03 掲載
英サービス部門PMI、11月は47.6に低下 速報値からは上方改定
新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、英国では4週間の部分的なロックダウン(都市封鎖)が導入されたが、事業への影響は1度目のロックダウンほどではなく、調査では、企業が2021年の見通しについてより楽観的になっていることが分かった。
製造業とサービス部門を合わせた総合PMI改定値は49.0となり、前月の52.1から低下。6月以来の低水準になったが、速報値の47.4からは上方に改定された。
IHSマークイットのエコノミスト、ティム・ムーア氏は「意外なことではないが、再度のロックダウンやその他の行動規制は英国の民間セクターを再び縮小に追い込んだ。しかし、ホスピタリティーやレジャー、旅行以外のセクターへの打撃は、最初のロックダウンと比べるとかなり穏やか」との見方を示した。
新型コロナワクチンの有効性に関する明るいニュースが出たことで、サービスPMIを構成する企業の楽観度指数が押し上げられ、2月に付けた5年ぶり高水準以降で最も高い数値となった。
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