- 2020/12/10 掲載
英GDP、10月は前月比+0.4%に鈍化 コロナでサービスに打撃
英国では、新型コロナ感染による死者数が6万2000人を超えており、欧州で最多。第2・四半期の英GDPは過去最悪の前期比19.8%減少し、主要国の中でもコロナによる経済的な影響が最も深刻だ。
ロックダウン(都市封鎖)に伴う景気低迷を経て、経済は一時、急速に持ち直したが、9月に入って感染が再拡大すると回復は失速した。
ONSの担当者は「一部の(コロナ)制限の再導入で、ホスピタリティーを中心にサービスの伸びが打撃を受けた。その結果、経済全体が緩やかな成長にとどまった」と説明した。
10月のGDPは前年同月比では8.2%減。9月は同8.4%減だった。8─10月の成長率は10.2%で、7─9月の15.5%から鈍化した。
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