- 2020/12/11 掲載
コロナ感染悪化なら追加利下げも=カナダ中銀副総裁
カナダ中銀は前日、政策金利の翌日物金利誘導目標を予想通り0.25%に据え置き、現在の量的緩和政策を維持した。
ビュードライ氏は「状況が一段と悪化すれば、追加の金融緩和に向けわれわれには様々な選択肢がある」と指摘し、量的緩和の拡大やイールドカーブの目標設定などを例に挙げた。
カナダ中銀当局者が追加緩和の可能性に言及したのはここ2週間で2度目となる。ただ、ビュードライ氏はその後記者団に対して、追加緩和は中銀の様々な手段の一つであり、現時点で検討対象になっているわけではないと説明した。
中銀は前日、スラック(需給の緩み)が吸収されるまで金利を事実上の下限に据え置くと強調。スラックの吸収は2023年以降になるとみられる。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR