- 2020/12/12 掲載
スペイン、第4四半期に回復停止 21年見通しは引き上げ=中銀
1月からのワクチン配布計画により来年の見通しは9月の予測からわずかに改善したが、生産がコロナ禍前の水準に回復するには、少なくとも2022年までかかるだろうと述べた。
第4・四半期の国内総生産(GDP)は予測中央値で前年同期比0.8%減。予測の幅はマイナス3%─プラス0.6%となった。
中銀チーフエコノミストは、第4・四半期の予想が9月時点から悪化したとし、「第2波の激しさは驚きだった」と述べた。
中銀は今年の成長率をマイナス10.7─マイナス11.6%とし、9月時点のマイナス10.5─マイナス12.6%から修正。来年については、欧州連合(EU)復興資金により従来のプラス4.1─7.3%からプラス4.2─8.6%に引き上げた。
PR
PR
PR