• 2020/12/18 掲載

独IFO業況指数、12月は92.1へ予想外の上昇

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ベルリン 18日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が発表した12月の業況指数は92.1となり、新型コロナウイルス対策で厳重なロックダウン(都市封鎖)を実施する中で予想外に上昇した。

11月は90.9へ上方改定された。ロイターがまとめたエコノミスト予想は90.0だった。

IFOのクレメンス・フュースト所長は「企業は経営状況に満足しており、上半期については懐疑的な見方が後退している。しかしロックダウンは一部に大きな打撃を与えている」と指摘した上で「ドイツ経済は全体的に回復力を見せている」と述べた。

IFOによると、製造業の受注増加や輸出見通しの改善が寄与した。

ドイツは今月16日から厳格なロックダウンに入った。

政府がロックダウン導入を決めた先週末以降にIFOに寄せられた回答は全体の20%。

キャピタル・エコノミクスの欧州担当エコノミスト、メラニー・デボノ氏は、第4・四半期のマイナス成長を回避できる可能性があると指摘。

「ロックダウンの強化で、サービス業・小売り業は目先、引き続き苦戦を強いられるだろう。ただ、総合的に見れば、製造業の力強い拡大が続いているため、第4・四半期は小幅なプラス成長となる可能性がある」と述べた。

一方、IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、第4・四半期のドイツ経済が0.4%のマイナス成長になると予測。

来年第1・四半期は0.6%のプラス成長になるとの見通しを示した。内需を中心に鉱工業受注が好調のようだとも指摘した。

同氏は「製造業が大幅に回復している。特に化学産業と機械工学が好調だ」と述べた。

*情報を追加しました。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます