- 2020/12/25 掲載
レオパレス、改修完了は24年末=施工不良物件、大幅遅延
賃貸アパート大手レオパレス21は25日、物件の施工不良問題に関し、明らかに不備のある約19万5000戸の改修を2024年末までに終えると発表した。20年末としていた当初計画から大幅に遅れる。
同社のアパートでは、約3万9000棟のうち約1万3600棟で、天井裏に設置するべき壁がないなどの施工不良が見つかった。要改修とされた19万5000戸の改修を進めているが、建築現場の人手不足などで、完了したのは4万2000戸にとどまる。
この問題を受け、アパート入居率は低迷。11月は77%と、損益分岐点とされる80%を下回っている。改修の遅れは業績回復にも影響しそうだ。
【時事通信社】
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