- 2021/01/08 掲載
豊田通商、ベトナム国ノイファット水力発電所へ出資参画
ベトナムは豊富な水力資源を有し、同国の電力需要の約4割を水力発電で賄っています。このたび出資参画したNEDI2は、ベトナム国営電力公社と25年間の売電契約のもと、安定的な操業を続けています。豊田通商が参画することで、日本の水力発電技術やノウハウを活用し、オペレーションの改善および発電コストの低減に取り組みます。
水力発電は再生可能エネルギーの中でも技術的に確立され、最も安価かつ安定的に長期操業が可能な電源です。今後、NEDI2の運営を通じてビナコネックス社とパートナーシップを醸成し、同社とベトナムで水力発電をはじめとした再生可能エネルギー開発の可能性を検討していきます。
豊田通商は、「再生可能エネルギー戦略」を成長戦略の1つに位置付け、地球環境の課題解決に取り組んでいます。強みをもつ風力分野に加えて、水力・地熱・バイオマスなどエネルギー源の多様化と事業地域の拡大に取り組み、再生可能エネルギー事業の強化を図るとともに、脱炭素社会移行に貢献していきます。
【水力発電事業概要】
発電所名:Ngoi Phat(ノイファット)水力発電所
立地:ベトナム社会主義共和国 ラオカイ省Ngoi Phat川流域
事業会社:Northern Electricity Development & Investment Joint Stock Company No.2(NEDI2:第2北部電源投資開発社)
株主比率:
ビナコネックス社:38%
豊田通商:35%
他少数持分株主:27%
売電先:Vietnam Electricity(EVN:ベトナム国営電力公社)
発電容量:84MW
運転開始年:2014年
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