• 2021/01/21 掲載

豪就業者数、12月は前月比5万人増 失業率は6.6%に改善

ロイター

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[シドニー 21日 ロイター] - 豪連邦統計局が21日発表した2020年12月の雇用統計によると、就業者数は前月比5万人増となり、前月の9万人増に続いて堅調な伸びを示した。失業率も予想以上に改善した。

力強い消費支出や住宅市場に支援され、景気回復が進んでいることが示された。

失業率は6.6%で、前月の6.8%から改善した。市場予想は6.7%。失業率は7月には過去最悪の7.5%に達していた。

新型コロナウイルス流行前の失業率は5.2%だった。

就業者は昨年5月以降78万4500人増加。多くの経済活動がストップする前の3月の水準まであと8万7600人となった。

キャピタル・エコノミクスの豪州・ニュージーランド担当エコノミスト、ベン・ユディ氏は「求人の増加が続いており、企業の採用意欲は引き続き強い。失業率は今後もコロナ前の水準に向けて改善するだろう」と予想。

「また、労働参加率は過去最高の水準にあり、雇用が少しでも増えれば、失業率は低下する」と述べた。

市場では、豪準備銀行(RBA)が国債買い入れプログラムを4月以降も延長するとの見方が多い。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「プログラムをさらに6カ月延長し、追加で1000億豪ドル相当を買い入れると予想している」と指摘。

同氏によると、失業率は従来予想より1年以上早い2021年末には6%に低下する見通し。ただ同氏は、RBAが容認できる水準まで賃金・物価を押し上げるには、失業率が5%を割り込む必要があると強調した。

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