- 2021/01/28 掲載
アシストとNCD、システム可視化・影響分析ソリューション「ChangeMiner」で協業
■既存システムの保守運用はDXの足かせに
企業システムの多くは、新商品・新サービスの投入、他システムとの連携、システム性能の低下、法改正への対応など様々な理由により、継続的に機能追加や仕様変更が行われています。システムが長く運用されると肥大化・複雑化・ブラックボックス化するだけでなく、開発要員の交代などによって、システム全体の把握、改修に影響する箇所の見極め、トラブル時の迅速な対応などが困難になっていきます。
また、デジタル技術を利用してビジネス変革を行っていく、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の実現に向けて各社が動き出す中、既存システムの運用・保守にかかるコストと工数が大きなボトルネックになることも指摘されています。
■ChangeMinerの活用で、システム開発だけでなく保守運用業務にも多くのメリットを享受
「ChangeMiner」は、アプリケーションに対する構造・関連分析、フロー分析および履歴管理をサポートするシステム可視化・影響分析ソリューションで、大手企業を中心に韓国200社、国内70社の導入実績があります。言語、フレームワーク、データベースなど様々なシステム情報を収集して分析し、プログラムやデータベース間の関連を可視化します。現状分析はもちろん、変更による障害予防や影響分析を実現し、企業システムの開発・保守の生産性を飛躍的に向上させる製品です。
このたび、アシストとNCDは、ChangeMinerを中核とした開発支援を共同で推進していくことになりました。アシストの販売・製品サポート力と、NCDが持つシステム企画・開発から運用・保守・教育までの総合的な支援力に、ChangeMinerを組み合わせることで、新規システム構築や既存システム更改に関する案件発掘から、構築後の保守・運用、さらには次期開発・改修計画に至る継続的な顧客企業の支援が可能となります。また、顧客企業においても、開発・運用・保守担当者の負荷軽減・省力化だけでなく、複数社に分散して構築したシステムの容易な管理、システム可視化による属人化排除、高品質でのシステム維持管理など、システムに関わるあらゆる工程で多くのメリットを享受できます。
アシストとNCDは、両社の顧客企業に向け、共同の目標として、2021年末までに6社へのChangeMiner導入・支援を目指します。
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