- 2021/02/26 掲載
米フィスカー、主要サプライヤーとの電池共同生産を検討
同社はサプライヤーだったA123から供給を受けた電池のリコール(無償回収・修理)で大きな打撃を受けた経緯がある。A123はその後、破産を申請した。
フィスカー氏はロイターに「電池に関してはいかなるリスクも取りたくない」と説明。世界の上位4位のサプライヤーのうちの1社が製造する角柱電池を使う計画だと明らかにした。
中国の寧徳時代新能源科技(CATL)は米テスラに角柱電池を供給し、サムスンSDIはBMWの車両向けに角柱電池を製造している。
フィスカーは24日、台湾の鴻海精密工業と提携し、2023年終盤から年間25万台超のEVを生産すると発表した。
また、スポーツ用多目的車(SUV)「オーシャン」の欧州での生産は当初、カナダのマグナ・インターナショナルが行うと昨年12月に明らかにしている。
フィスカーの生産は来年第4・四半期に開始する見通し。
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